目の下のたるみ、クマを取る方法

目の下のたるみ・クマを取る方法は?原因と対策

最近ちょっと目の下がふくらんできた。 目尻が下がった気がする。目の下にくぼみや影ができている。 その正体はたるみかもしれ … 続きを読む 目の下のたるみ・クマを取る方法は?原因と対策

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目の下のたるみ、クマを取る方法最近ちょっと目の下がふくらんできた。

目尻が下がった気がする。目の下にくぼみや影ができている。

その正体はたるみかもしれません。

どんよりと疲れて見えたり、老けた印象になってしまったりする目の下のたるみは、メイクをしても影になって現れたりするので、隠すことが難しくもあります。

しかも、たるみのせいでクマやシワが余計に気になったりしませんか?

たるみやクマを効果的に改善すれば、クマやシワも改善される可能性があります

ハリのある目元を取り戻すためにも、たるみの原因を理解し、しっかり対策をしていきましょう。

美容皮膚科医 木村なお先生
  • ■この記事の監修者
  • ■美容皮膚科医 木村なお先生
  • 久留米大学医学部卒業。学生時代に自身もお肌トラブルに悩んだ時期があり、美容皮膚科で治療を受けたことがある。その経験を通して、外見のお悩みの解決が日々の幸福度を上げると実感し、美容医療に興味を持つようになった。現在は、美容皮膚科医として日々診療において美肌作りをサポートしている。

目の周囲はトラブルが出やすい

目の周囲はトラブルが起きやすい身体の中で顔の皮膚は格段に薄く、厚さは平均すると約2mmになります。

しかし、その中でも目の周りの皮膚は0.6㎜と最も薄く、3分の1程度しかありません。

皮脂腺や汗腺もほとんどないとてもデリケートな部分で、外部からの刺激を受けやすく、乾燥しやすいのが特徴です。

この目元特有の環境が、目の周囲にトラブルを起こしやすいのです。

乾燥や紫外線や摩擦などのダメージ、加齢によって、肌機能が低下し、ハリ・弾力が衰えると、目元のたるみ・クマ・シワへとつながってしまいます。

日頃のケア方法や習慣が間違っていると、目元の三大トラブル、たるみ・クマ・シワを引き起こす原因になりかねませんよ

目の下のたるみの原因

目の下のたるみの原因は、乾燥や刺激が要因となっていることもありますが、それだけではありません。

たるみが生じる原因について詳しくみていきましょう。

目元の筋肉の衰え

目の下のたるみの原因の一つは「目元の筋肉の衰え」によるものです。

目の周りは「眼輪筋(がんりんきん)」というドーナツ状の筋肉に覆われています。

眼輪筋は、目を閉じる動作にも関わる筋肉で、眼球をクッションのように支える眼窩脂肪を押さえる役割などがあります。

では、なぜこの筋肉が衰えてしまうのか。

それは、主に以下の2つの要因があげられます。

  • 加齢による筋力の低下
  • 眼輪筋を使うことが少ない

この筋力の衰えによって、押さえてピンと張っていたはずの目の下も緩んで、たるみが現れるのです。

目元の皮膚の弾力の低下

筋肉の衰えの他に、皮膚の弾力の低下も目元のたるみの原因になります

基本的に皮膚は、内部の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの組織が支えとなり、肌のハリや弾力を保っています。

しかし、加齢や紫外線、乾燥などによるダメージによって、その組織が減少してしまうのです。

すると肌のハリや弾力が衰えてしまい、目の下にたるみが生じてしまいます。

眼窩(がんか)脂肪が目立つ

眼球をクッションのように支える脂肪の「眼窩脂肪(がんかしぼう)」は、加齢により眼輪筋の筋力や肌の弾力が低下することで、眼窩脂肪が重力で圧迫され、ふくらんで目立つようになります。

眼窩脂肪の突出で、目の下のたるみも目立つようになってしまいます

目元への刺激

目元への外部からの刺激もたるみの原因となります。

皮膚が薄い目の周りは、紫外線や摩擦などのダメージを受けやすく、乾燥しやすい場所です。

また、眼精疲労を起こしていると目元の血行不良になり、皮膚に悪影響を及ぼします。

これらの目元への刺激により起こる、乾燥や刺激、血行不良は、たるみやクマの原因になります

目の下のたるみの解消方法

目の下のたるみの解消方法さまざまな原因によって生じる目の下のたるみは、どのように解消することができるのでしょうか。

たるみが起きている場合はもちろん、予防にもつながるので解消方法をチェックしていきましょう

眼輪筋を鍛える

目の下のたるみは「眼輪筋の筋力の衰え」が原因の一つになっていましたね。

そこで、その原因となる筋力の衰えは、眼輪筋を動かし、鍛えることで目元のたるみの解消と予防につなげることができます

眼輪筋は意識的に動かさないと衰えてしまうので、眼輪筋トレーニングで鍛えることが大切です。

たった数分でできるおすすめのトレーニング方法を紹介します。

眼輪筋トレーニング①

【方法】
鏡を見ながら、まぶしいものを見たときのように薄目の状態にして10秒キープしましょう

この眼輪筋トレーニングのポイントは、下まぶたが普段の状態より2、3㎜上がっていると、眼輪筋を動かせている状態です。とても簡単な方法なので1日数回やってみましょう。

次は目を閉じる動作にちょっと負荷を与えて行うトレーニングです。

眼輪筋トレーニング②

【方法】
目の周り(目尻の上外側、眉下の中央、目の下側、目の外側)を指先で軽く外側に引っ張ります

その状態で目を閉じる動作をリズミカルに数回(30秒程度)行います。

目の周りを囲う眼輪筋に軽い負荷を与えながら、それぞれの押さえる場所を変えて全方向の眼輪筋をトレーニングすることができます。

最初は目の下の筋肉の動きを感じにくいかもしれませんが、慣れて行くと動かす感覚が掴めてくるはずです。

眼輪筋トレーニングで目元を指で押さえ負荷をかける場合には、目元のたるみやシミ・くすみのリスクがあるので、皮膚を強く引っ張る、押さえることによる摩擦には注意しましょう

眼輪筋トレーニング③

【方法】
両目を同時に8の字を描くように眼球をゆっくりと大きく動かします。回転する方向も変えて、それぞれ5回ずつ行いましょう

目線の動きにつられると頭が動きやすいので、顔を正面に向けて眼球だけ動かすように意識しましょう。

目の周りの血流を良くする

目の周りの血流を良くすることも目元のたるみやクマ、シミの改善に有効です。

日頃の睡眠不足や眼精疲労によって目元に血行不良が起きていると、肌への栄養や水分が十分に行き届かず、新陳代謝が低下し、乾燥やたるみ、クマの原因になってしまいます。

目元の血行を良くする方法は、ホットタオルで目の周りを温めたり、ツボを押したりすることが効果的です

清明(せいめい・目頭の横)、攅竹(さんちく・眉頭)、四白(しはく・目の下の真ん中)、瞳子りょう(どうしりょう・目尻にある)を順番に指の腹で軽くゆっくりと押してあげましょう。

血流が良くなると目がすっきりと軽くなりますよ。

アイクリームを使う

目の下のたるみの解消法としてアイクリームを使う目元のトラブルは、集中的にケアすることができるアイクリームの使用も効果的です。

ここ数年、国が「シワに効く」と効果が認める有効成分を含んだアイクリームが続々と登場しています。

「医薬部外品」という扱いになりますが、ただの化粧品よりも深いシワの改善にも効果が期待できます

特に、レチノール・ナイアシン・ビタミンC誘導体といった美容成分に注目

コラーゲンの生成を促進させ、肌にハリと弾力をもたらす効果、血行促進する作用などでシワやたるみケアの効果が期待できます。

毎日のスキンケアにアイクリームも取り入れて、コツコツとケアしていきましょう。

アイクリームの効果的な塗り方

アイクリームの効果的な塗り方は、片目でパール1粒分の量を手に取り、上下のまぶたに2点、目尻に1点置きます。

次に薬指で目頭からこめかみに向かって優しくなじませていきます。

肌になじませる際には、皮膚が動かないようにやさしく撫でるように行うこと

目元の皮膚はとても繊細なので、浸透するようにと強く塗り込んだりしてしまうとシワが深くなる可能性があります。

よりアイクリームの効果を高めるために一手間加えて、塗る直前にホットタオルで目元を温めるのもおすすめです。

目元を温めると、血行が良くなり、肌もやわらかくなってアイクリームが浸透しやすくなります

目元への刺激や目の酷使をやめる

目元への刺激や目の酷使は、皮膚のハリ・弾力の低下、血行不良などを引き起こし、目の下のたるみの原因を作り出してしまいます。

  • 保湿ケアをしていない
  • 目元のクレンジングやアイメイクで何度も擦る(必要以上に時間をかける)
  • 目を擦る癖がある
  • 目をギュッと強くつぶる癖がある
  • 過度なマッサージをする

このような習慣は、目元の皮膚へ刺激となります。

  • パソコンやスマホを長時間使用する
  • 布団に入ってからスマホを見る習慣がある
  • 細かい作業をすることが多い

このような方は、目を酷使している可能性が高いです。

気づかぬうちに目元に刺激を与えてしまっていませんか?

日頃の生活習慣を見直すことも大切です。

目の下のたるみを取る美容医療

美容医療で目の下のたるみを取る目元のたるみの改善にセルフケアでは限界を感じたり、早く何とかしたい!と考えたりした場合には美容医療でたるみを取る方法も選択肢のひとつになります

目の下のたるみを取る美容医療には以下のような方法があります。

下眼瞼の切除

目の下のたるみを取る美容医療では、下まぶたのたるみを取る「下眼瞼除皺術」という方法があります

皮膚のたるみがひどくなって余っている場合に、まつ毛の生え際付近の皮膚を切除することでたるみを減らす手術です。

切除するだけでは重力に負けて再びたるみが生じてしまうので、眼輪筋を引き上げるように縫い縮め、リフトアップ効果を高めることも可能です。

下眼瞼の切除は、抜糸までに約1週間かかりますが、皮膚のたるみを除去することができ、切開した傷跡もほとんど目立たないくらいに綺麗に治ってくれます。

目の下の脱脂

たるみを切除する以外に、目の下の脱脂をする方法もあります。

この方法は、たるんでいる部分の眼窩脂肪を下瞼の裏から取り除き、目の下のふくらみやたるみを改善することができます

目の下の脱脂は、ダウンタイムにむくみや腫れ、内出血などの副作用が生じますが、まぶたの内側から切開するので傷跡の心配がいりません。

しかも治療時間は約20分と短いのも特徴です。

少しでもダウンタイムを短くしたい。長期間仕事を休めないなどという方に向いている方法と言えます。

メスを使わない美容医療

目の下のたるみを美容医療でどうにかしたいけれど、メスでまぶたを切開する治療は痛みやダウンタイム、傷跡など不安な点も多いのは事実。

切開せずに何とかしたいという場合には、ダウンタイムもほとんどなく、比較的手軽なメスを使わない美容医療もあります

針による治療

ヒアルロン酸を注入する方法や、ショッピングスレッドリフトなど針による治療でも目の下のたるみを改善することが可能です

目の下のヒアルロン酸注射では、目元用のヒアルロン酸を注入することで目の下の凹みやボリューム感の差をスムーズに見せることができます。

数分で目元のたるみやクマが目立ちにくくなる上、皮膚にハリを取り戻すことができる満足度の高い施術です。

「ショッピングスレッドリフト」は、細い吸収糸(スレッド)を特殊な針で皮膚の下に挿入し、自然で高いリフトアップ効果が発揮される治療方法です。

挿入した糸によって真皮に刺激を与えることで、長期的なコラーゲン生成を促すこともでき、肌のハリと弾力の向上も期待できます。

治療効果は、施術直後から実感することができ、糸が体内に吸収されてなくなる半年後から1年をピークに効果が持続します

効果が永久持続する施術ではないため、定期的に施術を受ける必要もありますが、メスを使わずに目元のたるみを解消することができます。

ショッピングリフト治療についてもっと詳しく

照射によるリフトアップ

照射治療器によるリフトアップは、皮膚を引き締め、目のたるみを改善することもできます。

特殊な超音波や高周波を照射すること(HIFU)で、皮膚の深いところにエネルギーを与え、筋膜から引き上げ、フェイスリフトの手術のような効果があるためHIFUは「切らないフェイスリフト」とも呼ばれています

真皮のコラーゲン線維を収縮させ、さらにコラーゲン線維を長期間に渡って再生・産生する作用があり、目周りのゆるんだ皮膚を引き締め、リフトアップ効果を得ることができます。

定期的な照射を継続することで、効果の維持やたるみ防止にもなる治療方法です。

HIFU治療についてもっと詳しく

まとめ

目の下のたるみの原因や解消方法を紹介させていただきました。

目の下のたるみが改善されれば、クマやシワも改善される可能性があります。

目元への刺激になるような習慣を避け、眼輪筋トレーニングなどセルフケアをコツコツ続けて、ハリと弾力のある目元へと導きましょう

もっと早く高い効果を得たいという場合には、美容医療でのたるみ治療を検討してみるのも良いかもしれませんね。

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