イオン導入と効果と料金

美顔器での肌トラブルに注意!イオン導入で失敗しないためには?

家庭用美顔器にはさまざまな種類があります。 特に化粧品をイオン導入できる美顔器はお値段も手頃で毎日のスキンケアに取り入れ … 続きを読む 美顔器での肌トラブルに注意!イオン導入で失敗しないためには?

この記事は約14分で読み終わります。

家庭用美顔器にはさまざまな種類があります。

特に化粧品をイオン導入できる美顔器はお値段も手頃で毎日のスキンケアに取り入れている方も多いでしょう。

しかし、イオン導入の効果が感じられなかったり、中には肌トラブルになってしまったりした方もいるかもしれません。

そこで今回は、イオン導入について家庭用とエステサロンや美容クリニックのイオン導入はどう違うのか

肌トラブルに効果的なイオン導入の方法もレクチャーします。

美容皮膚科医中島͡菓先生
  • この記事の監修者
  • 中島菓(なかじまこのみ)
  • 帝京大学医学部卒業後、都内大学病院にて臨床研修を終え、大手美容皮膚科にて美容皮膚科医として約2年勤務。現在は都内美容皮膚科クリニックにて美容皮膚科医続けながらフリーランス医師として、美しくなることで人生を豊かにできる、をモットーに様々な活動をしている。YouTubeでは最新美容医療や韓国コスメを男女問わずもっと身近に感じてもらえるような動画を作っている。美容雑誌VOCEの公式ブロガーVOCEST!としても活躍中。

目次

家庭用美顔器は効果がない?なぜ肌トラブルがおこるのか

美顔器による肌トラブルを検証する

家庭用美顔器でよく問題になるのが、美容効果を感じられないことですね。

また、美顔器で肌トラブルが起きてしまったという失敗例もよく聞きます

これらの現象は何故起きてしまうのでしょうか?

原因を検証します。

家庭用美顔器はなぜ効果が出ない?

エステサロンや美容クリニックで導入されているレーザーや高周波を使用した業務用美容機器ですが、家庭用美顔器にもIPLなどを使用した美顔器はありますね。

でもエステやクリニックで施術を受けるのと家庭用美顔器を使ったスキンケアでは効果が全然違うと思いませんか?

これはエネルギー出力の違いだけではありません。

主な原因は下記のようになります。

〇業務用機器と比べエネルギー出力が弱い

根本原因はこれです。

レーザーやIPLといった光エネルギーを使用した光治療器や高周波などを使ったRFマシンは、人体の組織に損傷を与える高いエネルギーを出します。

このため家庭用美顔器では、安全性を重視して人体に悪影響を及ぼすような高いエネルギー出力は出せないように調整されています

一概には言えませんが、レーザー脱毛(光脱毛)を例にとってみれば、高出力=高脱毛効果となりますので、目的に合わせて高いエネルギーを出力すれば、高い効果に繋がりやすいことになります。

これが家庭用美顔器とクリニックなどの業務用美顔器の効果の差に表れている訳です。

〇症状に合わせた機器を使用していない

ニキビ解消や毛穴トラブル解消、シワがとれたりシミが消えたりするといった美容効果をうたった多種多様な家庭用美顔器が数多く販売されています。

しかし、ニキビひとつとってみても原因は人それぞれであり、自己判断で使用する美顔器が症状に適合しているとは限りません。

また、シミやシワといった加齢からくる肌の衰えでおこる症状には、家庭用美顔器では改善は困難な場合もあります。

さらに、肌トラブルは複数の疾病が併発しているケースもあり、素人判断で美顔器を選択するは注意が必要です。

〇肌質や症状にあった美容成分を導入していない

化粧品や美容成分は星の数ほどあり、年々新しい化粧品や美容成分が開発されています。

ご自分の肌質にあった化粧品や美容成分を探し当てるのも一苦労です。

また自分の肌質を正確に把握されている方も少ないのではないでしょうか。

お肌の状態は季節や生理周期によっても変わります。

本当は普通肌なのに自称敏感肌の方が、敏感肌用の弱い美容成分を少なめに使用しても高い美容効果は期待できません。

〇基本的に化粧品成分は真皮層に浸透しない

基本的に化粧品成分は、お肌の奥の真皮層には到達しません

これは薬機法により化粧品が、

「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他、これらの類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの」

とあり、これはスキンケア化粧品に多い医薬部外品(薬用化粧品)であっても「人体に対する作用が緩和なもの」は同様です。

また、家庭用イオン導入器で化粧品をイオン化しても、イオン化できる成分と出来ない成分があり、お肌に浸透していかない成分も多くあります。

家庭用美顔器で肌トラブルが起こる原因

家庭用美顔器は美容クリニックなどの業務用美容機器に比べ美容効果が劣る反面、安全性は高いことが分かりました。

しかし、家庭用美顔器で肌トラブルになる方もいます。

家庭用美顔器で肌トラブルに繋がる主な原因は下記になります。

〇摩擦で肌のバリア機能が低下

洗顔料で洗っただけでも皮脂膜は洗い流されてしまいます。

美顔器の種類にもよりますが、家庭用美顔器を頻繁に使用して肌のバリア機能が低下してしまい肌トラブルに繋がる可能性が高くなります。

マッサージ機能で振動や摩擦を与えたり、使用する美容液の成分によってもバリア機能が低下したりする可能性があります。

お肌に余計な摩擦を与えるのは肌トラブルの原因に繋がります

〇余計な成分や自分に合わない成分を肌に塗っている

ご自分の肌に合わない化粧品を使うと化粧品かぶれや湿疹が出来たりしますね。

これが美顔器を使って合わない成分をお肌に擦り込めば肌トラブルの可能性は高くなります。

お肌に良かれと思って使っている美顔器や化粧品が逆に肌トラブルを引き起こしている可能性もあります。

〇ホルモンバランスや肌のターンオーバー周期に合っていない

生理周期によって化粧ノリが良い日と悪い日を感じるかたもいるはずです。

これはホルモンバランスの影響です。

また、お肌の新陳代謝である肌のターンオーバーは生理周期と連動していて、化粧品成分によってはお肌への刺激になることもあります。

調子の良くない時期に無理やり美顔器でお肌に与えると肌トラブルに繋がる可能性が高くなります。

〇使用頻度や使用時間など美顔器の使用方法が間違っている

美容液を塗ると肌がしっとりして美容効果を感じるかたも多いはずです。

しかし、これはお肌の表面が濡れて一時的にしっとりしているだけであって、お肌の奥に美容成分が浸透して美容効果が表れているのとは違います。

美容液の中には刺激の強い成分も多く、量が多すぎたり、美顔器を長時間使用したりして導入すると、逆に肌トラブルを招いてしまう可能性があります。


家庭用美顔器(イオン導入)とエステ&クリニックのイオン導入の違い

エステとクリニックのイオン導入の違い

美容目的のイオン導入は肌に電気を流すことで一時的にお肌にのバリア機能を弱め、美容成分を肌に届けるというしくみです。

美容成分がイオン化するには、水に溶ける水溶性でなければなりません

美容液に多い油溶性の成分では、イオン化することができません。

美顔器におけるイオン導入とは

私たち人間の肌の表面の表皮(角質層)は、陽イオン(+)が多くなっています。

その下の顆粒層は陰イオン(-)が多く、角質層と顆粒層の間はバリア機能があります。

通常は化粧品を肌に塗ってもこのバリア機能に阻まれて肌の奥には浸透していきません。

イオン導入器で微弱な電流を流すことで、角質層と顆粒層の間が開放されて、美容成分が浸透しやすくなります

ビタミンCなどの水溶性成分は(-)イオンを帯びているので、磁石の実験で分かるように同極同士は反発するので、イオン導入器で(-)の電流を流すと(-)イオンの美容成分は反発して、肌の奥へ押し込まれて浸透していきます。

これが美容目的のイオン導入器の原理です。

美顔器でイオン導入できる美容成分

前述したようにイオン導入器で肌に浸透できる美容成分は水溶性美容成分です。

また、イオン化しても分子が大き過ぎると肌が吸収することができません。

そのため、分子量がおおよそ600以下であることが必須条件です。

ビタミンCの分子量が176で、ヒアルロン酸の分子量は100万以上もあるので、イオン導入できる美容成分は限られています。

家庭用美顔器のイオン導入とエステ&クリニックのイオン導入の違い

イオン導入に使用する電流は微弱でよいので、イオン導入に関しては家庭用のイオン導入器で美容成分をイオン導入する事が可能です。

また、エステティックサロンで使用するイオン導入器と美容クリニックで使用するイオン導入器の性能は、脱毛機のようなレーザーとIPLの性能差のように大きな差はありません。

しかし、家庭用の美顔器(イオン導入)とエステサロンやクリニックで使用するイオン導入器では美容成分の浸透度に大きな開きがあります

そして、エステサロンやクリニックで使用する業務用のイオン導入器であっても、微弱な電流を使用するので浸透度に限界があります。

直接美容成分を肌の奥に注射器を使って注入するフィラー注入やニードルメソセラピーのように即効性のある美容効果は期待できません。

エステサロンと美容クリニックのイオン導入の効果と施術料金

イオン導入と効果と料金

イオン導入は、エステサロンや美容クリニックの施術の中でも比較的安価に受けられるメニューになります。

導入する美容成分やサロンによって異なりますが、イオン導入単体の施術料金は1回3,000~5,000円前後が施術料金の相場です

美容成分別のイオン導入の美容効果

イオン導入は単体による施術では、直ぐに効果が表れにくい施術になります。

くすみ改善など数回で効果を実感するケースもありますが、数週間おきに5~10回程度通う必要があります

主な美容成分別の美容効果は下記になります。

〇ビタミンCリン酸エステル(ビタミンC誘導体)

ビタミンCには、酸化作用による老化防止・美白効果・ニキビや肌荒れの改善・肌のハリを再生するなど、多くの化粧品に配合されています。

ビタミンC誘導体はイオン導入の代表的な施術になっており、美白、ニキビ、小じわ、くすみ、アンチエイジング、毛穴トラブル改善に効果が期待できます。

〇トラネキサム酸

トラネキサム酸はもともと抗炎症作用をもつ医薬品で肝斑治療に使用されてきました。

メラニンの生成を防ぐことで美白効果が期待できることがわかり、イオン導入では美白、肝斑、お肌のバリア機能アップが期待できます。

〇プラセンタ

プラセンタは、母体と赤ちゃんをつなぐ胎盤からのエキスで、成長に必要な栄養成分が多く含まれています。

イオン導入では美白、アンチエイジング効果が期待できます。

〇グリシルリシン

イオン導入でグリシルグリシンを浸透させることにより、不飽和脂肪酸を抑制し、角化異常を改善する効果があります。

このことから毛穴の開きや肌の引き締め、キメの乱れなどに効果を発揮し毛穴トラブル改善が期待できます。

肌トラブル解消には美容クリニックでイオン導入+α

肌トラブルやシミやしわ予防のために、家庭用美顔器でイオン導入をとり入れている方も多いはずです。

しかし、ご自分の肌質を正確に把握している方は少なく、シミやシワ予防にどんな美容成分をイオン導入したら良いか、分からない方も多いかもしれません。

また、肌トラブルが起きたら、自己判断せず皮膚科で医師の診断を仰ぐのが賢明な対応です。

イオン導入施術の流れ

① カウンセリング

カウンセリングでは、お肌の状態を診て、症状や目的に合わせて美容成分の選択、濃度、塗布時間などのプログラムを立てます。

肌状態・生活・体調等を把握し、その方のお肌状態にあった施術を提案してくれます。

施術の流れや術後のアフターケアなどについて、わからないことがあれば質問しましょう

② 洗顔

イオン導入施術を行う場合、お化粧をしている方はクレンジングでお化粧を落とし、洗顔で皮脂を除去します。

クレンジングや洗顔料は普段お使いになっているものを持参するのがおすすめです。

③ イオン導入施術

イオン導入器で薬剤を肌に浸透させていきます(導入時間は約15分)。

イオン導入施術中は微弱な電流を使って美容成分を肌の真皮層まで浸透させます。

痛みはありませんので麻酔は不要です。

若干ピリピリと感じられることがありますが、医師や看護師がエネルギー出力を調整しながら施術しますので安心です。

④ 施術後(アフターケア)

イオン導入施術後に化粧水(日焼け止め乳液)を塗布します。

ダウンタイムはありません

腫れることも、痛みもなく、イオン導入施術後はメイクをして、そのまま帰宅できます。

ビタミンCのイオン導入後は、皮脂コントロール効果により、若干乾燥しやすくなっておりますので、冬場や乾燥しやすいシーズン以外も、美肌キープのためにも保湿を心がけてください。

イオン導入の効果を高めるクリニックのケミカルピーリング

イオン導入施術は、上でも触れたようにクリニックの他施術と比較すると安全性が高くリーズナブルな施術になります。

その反面、施術効果はマイルドです。

このため美容クリニックではケミカルピーリングと同時にイオン導入を行っている方が多くいます。

エステサロンでもピーリング+イオン導入の施術を受けられますが、エステでは薬剤を使用したケミカルピーリングは出来ません。

エステサロンの施術スタッフは公的資格を持たない美容部員のエステティシャンが大半です。

これに対し、クリニックでのケミカルピーリング+イオン導入施術は、医師が肌の状態を診断し、施術も国家資格を有する医師や看護師が担当します

ケミカルピーリングに使用する薬剤は、症状や美容目的に合わせた薬剤選択や酸の濃度選択にも経験と技術が必要です。

キレナビでは、経験豊富な医師によるケミカルピーリング+イオン導入施術が受けられる、美容クリニックのお得なクーポンが入手できます。

気になる方は下記のリンクをクリックしてみましょう。

イオン導入おすすめクーポン>>>

美容クリニックでのイオン導入のメリット&デメリット

イオン導入のメリットデメリット

美容クリニックのイオン導入施術は比較的安価で安全性の高い施術になります。

しかし、美容効果に即効性が乏しく、効果がマイルドなのがデメリットかもしれません。

その他のメリット&デメリットを見てみましょう

美容クリニックのイオン導入のメリット

  • 肌に美容成分(化粧品)を塗っただけと比較すると約30倍以上の浸透度がある
  • ビタミンCイオン導入は抗酸化作用によりシミ、小じわ、ニキビに効果がある
  • ケミカルピーリングとの併用施術で美容効果が高まる
  • 医師や看護師が診断&施術するので安心
  • 他の施術と比較して痛みやダウンタイムが殆どない

美容クリニックのイオン導入デメリット

  • 美容効果の即効性に乏しく効果がマイルド
  • 個人差や肌質によって美容効果にバラつきがある(効果を感じられない)
  • 導入成分が肌に合っていないと炎症・肌荒れなどのトラブルリスクがある
  • ピリピリした電気的な痛みがある

イオン導入で失敗しないための注意事項

家庭用のイオン導入器を購入して使用しても効果が感じられない女性もいるかもしれませんね。

また、逆に家庭用美顔器で肌トラブル繋がる失敗をしないためにも、イオン導入は美容クリニックで施術を受けるのが安全で確実です。

イオン導入で失敗しないための注意事項を確認します。

家庭用美顔器によるイオン導入の注意事項

美容クリニックやエステサロンで使用する業務用美容機器は、レーザーやIPLといった光に加え、ラジオ波や高周波、超音波といった数種類のエネルギーを同時に出力できる美用機器が年々新しく開発されています。

これに合わせるように家庭用美顔器でも、複数のエネルギー出力が可能な安価な家庭用美顔器が多く出回っています。

このような家庭用美顔器にはマッサージ機能が備わっており、加えてイオン導入や他のエネルギー出力が出来る家庭用美顔器も多くあります。

そこで注意したいのは、マッサージ機能を長時間使用すると肌への摩擦で肌トラブルに繋がってしまう可能性があることです。

また、イオン導入に関しては専用のイオン導入美容液を使用しない場合、イオン化できない成分もあり、一般の化粧品をイオン導入してしまうと、防腐剤など余計な成分を肌に浸透させてしまい、肌トラブルに繋がる可能性が高くなります。

家庭用美顔器でイオン導入する場合は、イオン導入専用の美容液を使用しましょう。

肌トラブル解消やイオン導入で失敗しないためのクリニック選び

肌トラブル解消やシミ予防やしわ予防といった美容目的であっても失敗しないためには、お肌の専門家である皮膚科医師の診断やアドバイスを受けるのが安全で確実です。

特にイオン導入は、ケミカルピーリングと併用すると美容効果が高まるため、美容クリニックでイオン導入施術を受けたいものです。

肌トラブル解消やシミ予防やしわ予防といった美容目的以外にも、毛穴トラブルやニキビ治療など、あなたに合った適切な施術や治療法を、経験豊富な医師が対応してくれるクリニックをキレナビでは簡単に検索できます。

クリニックでのイオン導入に興味を持たれかたは、下記のリンクを確認してみましょう。

イオン導入おすすめクーポン>>>

まとめ

安全性が高く施術料金も比較的安価なので、イオン導入施術は美容クリニックで受けたいものです

また、家庭用美顔器で美容効果が感じられない、逆に肌トラブルになってしまった!なんて方は、これを機会に美容クリニックでの、ケミカルピーリング+イオン導入施術を検討してみましょう。

※参考書籍
『美容医療超実践講座』編者・宮田成章、㈱全日本病院出版会、2017.07.15

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

キレナビではお得な情報をメルマガでも配信しています。
メールアドレスだけで登録いただけます。
この機会に是非お申込みをお願いします。


 

TagKeywordこの記事のタグ