プラセンタ注射について

プラセンタ注射はエイジングケアと更年期障害に有効!保険適用になる?

みなさんはプラセンタ注射をご存知ですか? スキンケアコスメによく配合されているのでプラセンタのことは知っていてもプラセン … 続きを読む プラセンタ注射はエイジングケアと更年期障害に有効!保険適用になる?

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みなさんはプラセンタ注射をご存知ですか?

スキンケアコスメによく配合されているのでプラセンタのことは知っていてもプラセンタ注射の存在はあまり知られていないようです。

プラセンタ注射はヒアルロン酸注射などの他のフィラー注入と違い、特定の条件を満たせば保険適用になるのです!

今回はプラセンタ注射について詳しく解説します

美容皮膚科医中島͡菓先生
  • この記事の監修者
  • 中島菓(なかじまこのみ)
  • 帝京大学医学部卒業後、都内大学病院にて臨床研修を終え、大手美容皮膚科にて美容皮膚科医として約2年勤務。現在は都内美容皮膚科クリニックにて美容皮膚科医続けながらフリーランス医師として、美しくなることで人生を豊かにできる、をモットーに様々な活動をしている。YouTubeでは最新美容医療や韓国コスメを男女問わずもっと身近に感じてもらえるような動画を作っている。美容雑誌VOCEの公式ブロガーVOCEST!としても活躍中。

目次

更年期障害に有効なプラセンタ注射とは?

プラセンタ注射について

年齢を重ねると更年期障害に悩む女性は多く、そんな女性をサポートしてくれるのがプラセンタ注射です。

ここではプラセンタ(胎盤)と更年期障害、プラセンタ注射について解説します。

女性の重要事項に関わるプラセンタ(胎盤)とは?

プラセンタは日本語で胎盤のことです。

女性が妊娠するとhCG(ヒト絨毛(じゅうもう)性ゴナドトロピン)というホルモンの働きによって着床した部分(子宮内)に絨毛ができます。

絨毛ができた部分は、成長と共に厚みを持ち妊娠7週頃から胎盤として器官を作り始めます。

胎盤は妊娠15週頃に完成して、様々な役割を担う器官として機能し始めます

完成時は約100gの小さな胎盤が、胎児と共に成長して出産する頃になると5~6倍の大きさになるのです。

胎盤はへその緒(臍帯)通して赤ちゃん(胎児)に栄養を与えます。

また、血液中の有害物質が赤ちゃんへと届かないように、フィルターの役目を果たして赤ちゃんを守ります。

ビューティ&ヘルスに影響大!更年期障害とは?

「更年期」とは、閉経前の5年から閉経後の5年にわたる、女性の体と心が移り変わる時期をいいます

医学的には、妊娠できる年齢から妊娠できない年齢への移行期とされ、45歳~55歳位までをさします。

女性は40歳を過ぎる頃から卵巣の機能が少しずつ衰えだし、卵巣から出るエストロゲン、プロゲステロンなどの女性ホルモンが低下すると、順調だった月経周期が乱れ、やがて卵巣の働きが停止して閉経を迎えます。

女性の多くは40歳を過ぎた頃から卵巣の機能が衰えてきます。

50歳前後になると、月経を周期的に起こすための、調和のとれた卵巣での女性ホルモンの産生分泌が行われなくなるために、月経は消失し、閉経となります。

女性ホルモンは閉経後数年で絶対的に不足した状態になります。

この女性ホルモンの分泌低下に伴い、ほてりやイライラ、のぼせ、不眠など何となくこれまでにない体調の変化を感じることが多くなります。

これらの症状に合わせ、排尿障害や性交障害、骨粗鬆症など女性特有の症状や変化が現れてくることがあります。

これらの更年期に起こる症状を総称して更年期障害とよんでいます。

更年期障害は個人差があり症状もそれぞれです。

プラセンタ注射と化粧品に配合されるプラセンタの違い

プラセンタは多くのスキンケアコスメに配合されています。

化粧品に配合するプラセンタエキスは大きく分けて二つです。

動物性プラセンタと植物性プラセンタの2種類になります。

この中でプラセンタ注射に使用するプラセンタエキスはヒトプラセンタになります。

〇動物性プラセンタ

上で解説したように「哺乳動物の胎盤」であるプラセンタは、主としてヒト、ブタ、ウマなどのものが原料として用いられています。

一方、化粧品などに使用されるものはブタプラセンタとウマプラセンタが主流です。

豚の分子構造は比較的人間に近く、栄養分をスムーズに取り入れられること、また、入手しやすさから、価格も比較的安く抑えられるという面から多くのスキンケアコスメに配合されています。

また、ウマプラセンタはサラブレット等の胎盤から抽出されます。

豚よりもアミノ酸が豊富に含まれている点や、食用で生の馬刺しが認められているように、体温が高く寄生虫などの心配もないという安全性も注目されています。

ただ、豚に比べて希少性が高いため、製品が高価になるという傾向はあります。

〇植物性プラセンタ

最近では胎盤と似たような機能を持つ素材のことも、一部では「植物性プラセンタ」と呼ばれることがあります。

植物性プラセンタは植物の種が含まれる「胎座」の部分から抽出したエキスのことです。

アミノ酸やミネラル、ビタミンなどが含まれており、これらの栄養素による保湿や美白効果が期待されてコスメに配合されます

動物性プラセンタより安価なため多くのスキンケアコスメに植物性プラセンタが配合されています。

〇プラセンタ注射に使用するヒト胎盤エキス(ヒトプラセンタ)

プラセンタ注射に使用するヒトプラセンタについては、現在、医療用途でのみ使用が認められており、医療用サプリメントなども存在します。

厚生労働省認可の医療用プラセンタ(ヒト胎盤エキス)としては、メルスモンとラエンネックの二つがあります。



更年期障害とエイジングケアに有効!プラセンタ注射の効果

プラセンタ注射の効果

更年期障害にはさまざまな治療法があります。

中でもプラセンタ注射は条件を満たせば保険適用が認められます。

さらに、プラセンタ注射は更年期障害以外にもさまざまな効果が期待できます。

ここでは更年期障害の治療方法とプラセンタ注射の効果について解説します。

更年期障害の治療方法

更年期障害の治療方法としては主に下記のようになります。

①  プラセンタ療法(プラセンタ注射)

プラセンタには多くの疾患や不快症状に対する薬理効果があることがわかっています。

プラセンタは20を超える多くの薬理作用が過剰に作用せず、本来女性に備わる生理的機能を再生し正常化するのでリスク・副作用の心配がほとんどありません

② ホルモン補充療法(HRT)

足りない女性ホルモンを薬で補う治療法です。

治療には女性ホルモンが含まれた錠剤や貼付剤が使われます。

血液検査や尿検査を行って、現在のホルモンの分泌量を調べてから適量の薬が処方されます。

ホルモン補充療法に関しては、血栓症、脳卒中、心筋梗塞、乳がんなどの副作用やリスクが考えられます

③ 自律神経調整薬および向精神薬

更年期障害による精神面への症状が強い場合や、ホルモンバランスの乱れよりも心因性を原因としている場合に、抗不安薬や抗うつ薬が使われる事もあります。

④ 漢方薬

漢方薬は自然由来の生薬で木の実、葉、根などが主成分であるため、化学物質や添加物を含まず、HRT療法などの合成ホルモン薬と比べるとカラダへのリスク・副作用もほとんどありません。

更年期障害以外にも有効!プラセンタ注射の効果

プラセンタ注射は更年期障害だけでなく美容にも大変高い効果があると認められています

肌を美しくしたり、傷んだ髪を修復したり、体を若々しく保ったりする他に類を見ない豊富な栄養素をもち、さらに、細胞の分裂・増殖を促進させる成長因子(グロスファクター)も含んでいます。

成長因子は、神経を成長させたり、幹細胞の再生を促したり、皮膚の増殖に係わる因子をはじめ10数種類以上も含まれ、自然治癒力を高めたり、エイジングケアにも有効に作用します。

プラセンタ注射の主な美容効果は下記になります。

〇美白

シミの元・メラニン色素の生成を抑えるとともに、シミ・くすみを予防します。

〇保湿

高い保湿力で、長時間しっとりとした肌をキープします。

〇細胞の増殖再生

ダメージを受けた細胞を修復し、新陳代謝を高め、ターンオーバーを正常化します。

〇コラーゲンの生成促進

肌の弾力を決めるコラーゲン生成を促進します。

〇抗酸化作用

老化の原因となる活性酸素の発生を抑えたり中和したりします。

〇抗炎症作用

ニキビや赤み、かゆみなどの炎症を抑える効果が期待できます。

〇抗アレルギー作用

免疫システムを調整回復し、アレルギー反応を抑制します。

〇免疫賦活作用

免疫力を高め、強く健康な肌を作ります。

〇アミノ酸の補給

皮膚細胞のエネルギー代謝を高め、細胞再生の材料を補給します。

美容目的の顔プラセンタ注射の施術手順

プラセンタ注射の施術手順

美容目的の顔へのプラセンタ注射は保険適用外の自由診療になります。

顔へのプラセンタ注射の施術の流れは下記のとおりです。

①カウンセリング

顔プラセンタ注射について、医師が美容効果以外にも副作用やリスクについて説明します。

不安や分からないことがあったらカウンセリング時に質問しておきましょう。

②消毒

注入箇所の消毒を行います。

メイクをしている場合は注入する部分だけ拭き取りますので全てメイクを落とす必要はありません。

③注射

顔プラセンタ注射の施術は医師が行います。

頬の下の皮下に注射していきます。

④帰宅・アフターケア

施術終了後はメイクをしたまま帰宅できます。

ダウンタイムもほとんどないのでメイクや入浴などすぐに日常生活に戻れます。

※更年期障害の治療目的の場合、プラセンタ注射は肩やお尻に皮下注射します

キレナビでは美容目的のプラセンタ注射のお得なクーポンを入手できます。

プラセンタ注射のメリット&デメリット

プラセンタ注射のメリットデメリット

プラセンタ注射の副作用やデメリットはあるでしょうか?

プラセンタ注射のメリット

  • 不眠・自律神経失調症に効果が期待できる
  • しみ、しわの改善、美容効果、保湿効果、蕁麻疹、ニキビの改善が期待できる
  • 更年期障害、月経不順、不妊症に効果が期待できる
  • 細胞の正常化、エイジングケアに有効
  • 免疫力の向上、肝機能の改善、アレルギーの改善が期待できる
  • 施術料金が安価(美容目的の自由診療でも1回1000~3000円)

プラセンタ注射のデメリット

  • ヒト由来のものであってもショック、アレルギーを起こす可能性が全く無いとはいえません。
  • 副作用としては静脈注射、点滴による血管痛や漏れによる腫脹、穿刺の痛みなどがあるが、一時的なものが殆どです。
  • 男性に使用した場合、頻度はわずかですが、女性化乳房を示すこともある
  • 人由来の製剤ですので、投与後の献血はできません。
  • ホルモンバランスを整える作用がありますので、ホルモン治療やピルなどの経口避妊薬の効果を減弱する可能性がある

プラセンタ注射は保険適用になる?クリニックの選び方

美容目的でプラセンタ注射を受ける時は、他の施術と同様に保険適用外の自由診療になります

プラセンタ注射で保険適用になるのは主に更年期障害の治療目的です。

更年期障害治療のプラセンタ注射は保険適用になる

プラセンタ注射で健康保険が適用されるのは下記の条件を満たす方です。

① 更年期障害(保険適応年齢は概ね45~59歳くらいです)

45歳以下の方でも検査によりエストロゲン・プロゲステロン等女性ホルモン低値の場合・臨床症状より明らかに卵巣欠落症状を認める場合は若年性更年期障害として保険適応となる場合があります。

② 乳汁分泌不全

③ 慢性肝疾患による肝機能障害

3~4か月ごとに所定の肝機能検査やウイルス量定量、医師が必要と判断する血液検査をうけて頂ける方が適応となります。

プラセンタ注射を受ける時のクリニック選びの注意点

美容皮膚科などに美容目的で通っている方は、更年期障害目的であっても同時に保険適用のプラセンタ注射を受けることは出来ません。

これは、日本では保険診療と自由診療を同時に行う混合診療は原則禁止されているからです。

このため、大手の美容外科などは保険診療は行わず、自由診療のみをおこなうクリニックが大半です。

クリニックによっては治療目的(保険診療)で通っていても、別の日に美容目的(自由診療)でプラセンタ注射を受けることが出来るクリニックもあるので、事前にかかりつけのクリニックに確認しておきましょう。

キレナビでは、美容目的のエイジングケアや免疫力改善、健康促進に有効なプラセンタ注射や、その他のフィラー注入施術のお得なクーポンを入手できます。

まとめ

上で述べてきたようにプラセンタ注射は、特定の条件を満たせば更年期障害の治療目的などは保険適用になります。

ビューティ&ヘルスは連動しているので、更年期障害が改善すれば連動してエイジングケアや美容効果に繋がるはずです

更年期障害かな?と思ったらプラセンタ注射を受けてみるのも一つの選択肢です。

※参考文献
『改訂版・アンチエイジング』著者・江崎哲雄、鳥影社・ロゴス企画部、2008.08.31

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